「正信偈」は、詳しくは「正信念仏偈」といい、親鸞聖人の著作にして、
漢文で書かれた詩です。
七文字を一句として百二十句、八百四十の文字数からなる「正信偈」は、
その名のとおり「念仏の教えを正しく信じる歌」として、真宗門徒にとって
は、朝夕におつとめされてきた大切な聖教です。
本願念仏の仏道が、はるか永い時をつらぬいて伝えられてきたことを、
聖人ご自身が深い感銘をもって受け止められている、その感動が息づ
いております。
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「正信偈」書写が完成したところに、浮き彫りになって表れる
「南無阿弥陀仏」
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一字一句の言葉に私たち一人ひとりが書写を通して出会い、そこに込め
られた念仏のこころをいただいていくことを願いとして調製いたしました
のが、「正信偈」書写のすすめです。
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―忙中閑―
移り変わる現代社会、時間に追われる日々、だからこそ、
心のゆとりを工夫してみませんか?
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